3連敗したことを新聞やスポーツニュースなどで「3タテ」と言いますが、どういった意味でしょうか?
3タテの「タテ」の意味は?
3タテの「タテ」の意味は
たて【立て】 (2)助数詞。
勝負に続けざまに負けた数を数えるのに用いる。連敗。
とされています。
タテの使われ方については連勝した場合に「3タテした」というような使われ方をしますが、本当の意味は連敗に対して使われる言葉なので、「3タテされた」というように負けた側が使う言葉になります。
しかし、3連勝した場合に「3タテ」を使う野球ファンも多いので、3連勝or3連敗を指していると思っていただいて差し支えないでしょう。
プロ野球における「3タテ」
プロ野球では主に「3タテ」という言葉がよく使われます。4タテ5タテなど、4連敗以上のタテを使われることがあまりありませんが、それはなぜでしょうか?
同一カードは最大3試合
日本のプロ野球では年間143試合戦い、基本的に火〜日曜日の6日間を2つのカードに渡って戦います。
そのため同一カードの3連戦を1つの単位と考えることが多く、3連敗の場合も「同一カード3タテ」という意味で3タテが多く使われます。
「3タテ」と「3タコ」の違い
3タテは3連敗を食らうことを言いますが、似たような言葉に「3タコ」という言葉がありますがどういった意味でしょうか?
タコ=ノーヒット
タコの使い方は「3打数ノーヒット」「4打数ノーヒット」など、バッターがヒットを全く打てずに凡退した場合に使われます。
相手投手に全く太刀打ちできず、骨抜きにされた状態を「タコ」と表現したことから「3タコ」と言われるようになりました。
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